表彰楯にレイアウトするロゴのデータはどんなデータが良いのか?

20201015トップ画像

表彰楯やトロフィーなど会社のロゴやイベントのロゴを入れたいと思う方は多くいらっしゃると思います。当然他の記念品との差別化や特別感、付加価値といったところがあると思いますがこのレイアウトするロゴのデータの内容次第ではあまり品質の良いものができず逆にロゴなしが良かった!なんてこともあります。
そこで今回はロゴのデータについてお話させていただきたいと思います。

目次

なぜロゴデータが重要なのか?

表彰楯のレイアウトにロゴデータを入れる場合、やはり仕上がりが綺麗になると嬉しいですしロゴなのでしっかりと表現したいとおもいます。そこで重要になるのがロゴのデータです。例えば
画像の質
この画像を見ていただたいのですが、元々は同じデータで左側は小さい画像を引き伸ばしたもの、右側はイラストレータデータを最高画質で画像化したものになります。
そもそもロゴデータが画像というところで若干問題もあるのですが左側のデータで印刷や彫刻した場合はそのまま星の際がボケて仕上がります。また、地面のオレンジ色も右側は鮮やかなオレンジですが、左側は濁った茶色に近いいろに変わってしまっております。
このように悪いデータを支給するとそのまま仕上がりが悪くなると思っていただいた方が良いかもしれません。

まれに悪いデータを作り直す業者もあるようですがデザイン費用が高かったり、異なったロゴで出来上がったりとあまりいいことはありませんね。

画像データが使えない場合もある

例えば、お手元に下図のようなデータがあったとします。
データの種類
このデータでレーザー彫刻をする場合、黒を彫刻しますが

データの種類2

このようなデータの場合は彫刻機は色がついているところを全て彫ってしまいますのでこの模様は殆ど分からなくなるでしょう。

今回の星が並んでいるデザインでしたらトレースしデータを作り直して加工を進めることはできるかもしれませんが全てのデータでそのようなことは無理に近いと思いますので最終的にはデータは使えないということになります。

それではどんなデータが良いのか?

上記では画像データの悪いところをご説明させていただきましたが、それではどのようなデータが一番良いとされているのか?
ご説明させていただきます。

イラストレータデータ

イラレ アイコンこのデータがあれば問題ありませんが中身が画像の配置や貼り付けだと画像データと同じなのでご注意ください。パスデータでしたら白黒に変換することや部分的な修正、印刷用の特殊データも作成が可能となり仕上がりも最良のものになります。
ご存知の方もいらっしゃると思いますがファイルの拡張子は「.ai」になります。

拡張子が「.ai」でなくても「.eps」「.pdf」でしたら中身が「.ai」と同じ可能性がありますので諦めずにお手元のデータを送って確認してみてください。お手元のパソコンにソフト(アプリケーション)が入っていなくても拡張子を確認できれば使える可能性が十分いあります。

フォトショップデータ

フォトショップアイコンフォトショップデータは中身を確認しないとわかりませんが1枚の画質の悪い画像だけでしたらやはり仕上がりが悪くなりますがデザイナーさんが作り上げたようなパーツごとに分かれているデータでしたら可能性はあります。イラストレータデータと同様に細かく変更ができればイラストレータデータと同レベルのものもあります。
しかし悪い画像データの場合はそれ以上画質を良くすることはできませんのでご注意ください。

その他のデータ

その他のデータでは「.bmp」「.gif」「.png」がありますがいずれも画像データになりますので上記で説明させていただきました通り画質の問題や配色の問題で使用に可否が決まってきますのでお手元のデータを元に業者さんに確認されるのが良いでしょう。

とにかく画質の悪い画像データはそれ以上よいデータにはなりませんので覚えておいてください。また、使いたいサイズよりもデータが小さい場合、引き伸ばして使うことになりますので原寸では良さそうなデータでも実際は引き伸ばされて悪くなるということもありますのでご注意ください。

お勧めの関連記事はこちら

Follow me!