コロナ禍におけるイベントの開催状況
新型コロナウイルス感染拡大防止の為、緊急事態宣言が発動されていた4月、5月、日本中をどこを見てもイベントという文字は見当たらなくなりました。
本来であれば、アニメのイベントや、スポーツフェスティバル、フードフェスなどあらゆるジャンルでイベントや催し物で賑わうはずでありそのイベントでトロフィーや表彰楯などの記念品が使われるはずでしたが人の集まるイベントが一切出来ない状況でしたから業界は静まり返っておりました。ニュースやテレビ報道などでは飲食店がコロナの打撃を受けているなどが取り上げられておりますが実際にはこの記念品業界や他の業界も大きくダメージを受けていることは事実であります。
緊急事態宣言が解除された今、イベント開催は大丈夫なのか?
緊急事態宣言が解除されたのが2020年5月25日(インターネット版官報)約3ヶ月程度経過しましたがいまだに無観客ライブやネット配信限定など人が密にならないような対策がとられ苦肉の策で開催しているのが目立ちます。これは現在イベントが禁止されているわけではなく主催者側が決めていることなのですが国としては下図のようなガイドラインを設定しております。
(資料→https://corona.go.jp/expert-meeting/pdf/sidai_r020525.pdf)
現在はステップ3のところかと思いますので「お祭り・野外フェス等」で「全国的・広域的」以外は図の通り開催はOKとなっております。
現在のイベント開催状況は??
例えば中学生や高校生のスポーツで考えたときに、緊急事態宣言解除後3ヶ月の間に大会が開催されれている話を耳にするようになってきました。インターハイや国体などの大きな大会は別として草大会や地域の交流試合は少しづつ動いているようで、特に個人競技や距離の確保ができるのスポーツから動きが見えるようです。例えば、ゴルフ、テニス、サッカー、野球、弓道、バドミントン、グランドゴルフ、ボウリング・・・などです。
逆に人と人が組み合うスポーツはまだイベントや大会まで動いていないようですが、マスクやフェイスシールド、練習・トレーニングの時間、方法を工夫して活動しているようですね。
また、サッカーであればJリーグなど開催しているお手本などがあるスポーツから先に動いているような感じもありますね。
スポーツでは参加人数というのも重要ですが、スポーツの内容も重要であることがわかります。
また、個人競技でも水泳などは更衣室が密になることが問題になっておりましたが定期的な除菌、換気、時間制限、着替えを更衣室ではなく自宅や車など他人と密にならない工夫もしているようです。
今後のイベントはどうなるのか?
やはり最終的にはワクチンや治療薬が重量になってくると思いますが、コロナ第2波は「全国での感染拡大はピークに達し、一部の地域では新規感染者数が緩やかに減少し始めている」という見方が報道されたりしているのでうまくいけば収束に向かうこともあり得るかもしれませんがこれからも一人一人の意識やモラルが重要になってくるのは間違いありません。その中でイベントを開催していくためには徹底したマニュアルなどが必要になってきますがイベントを成功させるには主催者側の力だけではなく参加者の力も合わせないと成功しないはずです。新しい生活様式の中でイベント開催に対する意識も改めて考えなくてはなりません。
(関連リンク→https://www.newsweekjapan.jp/kimura/2020/08/2.php)